◆「ナナ」役 金田 朋子さん&「ノノ」役 あおき さやかさんインタビュー

「眠れないCDシリーズ」Vol.4
ヤンデレの女の子に死ぬほど愛されて
眠れないCDぎゃーーーっ!
キャスト:
   水橋 かおり(綾小路 咲夜役)
   今野 宏美(七宮 伊織役)
   金田 朋子(ナナ役)
   あおき さやか(ノノ役)
   広橋 涼(小鳥遊 夢見役)

――『ヤンデレCD』収録を終えられての感想をお願いします
金田:すごく楽しかったです。後半に向けてだんだん双子が大変なことになっていって、最後は笑いながら台詞を言ってたんですけど、それがいつもの収録とは全然違いました。
いつもは私、楽しいシーンだと笑いすぎちゃうんですね(笑)。でも今日は「笑っていいです」って言われたんで、演じていてどんどん楽しくなってしまいました。

あおき:二人(双子)ともすごく無邪気で、純粋さが行き過ぎて怖くなってる感じがすごくよく出ているお話でした。途中までは無邪気すぎるだけだったのが、途中から「これオカシイぞ」という感じになるのが面白かったです。
最後のシーンは音響さんから「どんどん笑いを入れてください」と言われて、演じている自分はすごく楽しいけど、聴いている方はすごく怖くなるんだろうなあと思いながら演じました。気持ちよかったです(笑)。

――演じられたヒロインについての印象をお願いします
金田:ノノちゃんは自分の思ってることを割と表情豊かに出す活発な女の子という感じで、私の演じたナナちゃんはちょっとおとなしめで、静かだけども表情を見せる女の子でした。
最後の笑うシーンは、それまで少ししか見せなかったナナちゃんの表情がだんだんクリアになってくるシナリオだったので、最初のシーンと最後のシーンで雰囲気が変わってきて、色んなナナちゃんが楽しめました。

あおき:最初に(イラストを)見たときは、ナナちゃんがお姉さん気質で引っ張ってくれて、ノノちゃんがちょっとおバカに付いていく感じだと思ってました。
そういう印象でスタジオに入ったら、金朋ちゃんがすごく大人っぽく(ナナを)演じたので……。

金田:はい、がんばりました(笑)。

あおき:そうなんですよ。(金田さんの)第一声を聞いて、「こう来たか!」と思って、自分も(ノノを)もっと元気に男の子っぽくして、ナナちゃんの意見を尊重して動いてる、というふうに切り替えて演じました。(金田さんと)二人でキャラを作り上げました。

金田:お互い双子で似てるんだけど、ちょっと違いを出そうとしてね……。

あおき:ディスカッションしながらね。

金田:そうそう! ディスカッションしました!

――演じ方で気をつけた点などはありますか
金田:いつも私が演じている役より大人っぽくしました。外見は子供っぽいんですけど自分の中では大人で。落ち着いているんだけど、所々見せる子供らしさも意識しました。でも子供らしさを出し過ぎるとノノちゃん寄りになってしまうので、その辺は双子でも違うところを、二人でディスカッションしつつがんばりました(笑)。

あおき:それ(ディスカッション)使っていこうと思ったでしょ?

金田:そうそう、ディスカッションいいなあと思って(笑)。

あおき:ええと、質問なんでしたっけ?(笑)
演じ方ですね、はい。最初はちょっと可愛くて元気な女の子で、言葉尻が男の子っぽく演じたんですけど、「もっと少年ぽく」と言われたので、少年ぽい無邪気さが出るように心がけました。

――印象に残ったセリフや、シーンはありますか
金田:やっぱり笑っているシーンですね(笑)。私は普段からすぐ笑っちゃうんですけど、仕事を忘れちゃう感じで演じました。いや、忘れちゃダメなんですけど(大笑)。この笑いを聴いてくれた方が、怖くてゾッとしてくれると本望です。
あと、印象に残るっていうのとはちょっと違うんですけど、ナナちゃんとノノちゃんの難しい台詞が……。

あおき:あ!「ナナの斧とノノのナイフ」!

金田:それそれ! (台詞の中に)「な行」が多いの。自分の中でかなり要注意台詞でした。落ち着いて、噛まないように言いました。一発OKでした(笑)。

あおき:印象的だったのは、最後に向けて盛り上がっていくシーンです。普通に演じても良かったんですけど、(演出の方から)「笑って演じてください」という指示がありましてどんどん楽しくなってきちゃって(笑)。
酸素が足りなくなるくらい笑って演じたのは印象的でした。
あと無邪気さ故に怖いなと思ったのは、双子は主人公に嫌われるという概念がないんですね。そのプラス思考な神経が怖かったです。

――ヤンデレについてはどう思われますか?
金田:人って「怖いモノ見たさ」ってありますよね。怖いと思いつつ聴いちゃって怖がっちゃうという、いいところを突いたジャンルだと思います。

あおき:「ヤンデレ」って最近まで意味を知らなかったんですけど、昔から(こういった愛憎のお話は)ずっとあったと思うんですよ。それを再発掘して、新しいジャンル名(ヤンデレ)を付けてメディア展開したのが「ヤンデレ」なのかなって思います。

――ご自分では「○○デレ」だと思いますか?
金田:えーっと、「トンデレ」っていうのが浮かびまして。

あおき:トンデレ!?

金田:ブタがデレデレしてて、どーなちゃうのかな?みたいな(笑)。

あおき:質問の方向性がズレました(笑)。

金田:(自分が)ツンデレじゃないのは確かなんですよね。なんだろう? あ、キンデレかな。金田だから(笑)。

あおき:とりあえずツンデレでもヤンデレでもないので……、たぶん「デレデレ」かな。それか、ペットのようなデレ方をすると思うんで、「ワンデレ」とか「ニャンデレ」かな(笑)。

――ファンへのメッセージをお願いします
金田:効果音が加わったらさらに怖くなる内容のCDだと思います。発売が夏なので、このCDを聴いてゾクゾクしたら、クーラーいらないかもしれません(笑)。
あと、双子の謎めいた部分も解明されていないので、続編を期待しつつ聴いてください。お兄ちゃん役は聴いているファンの皆さんなので、一緒に楽しめればと思います。

あおき:朝までオールリピートで聴いてほしいです。双子と一緒に遊んでね♪って感じで。
続編が出たら、双子の眼帯の謎を解いてほしいです(笑)。応援してくれたら続編があるかもしれないので、よろしくお願いします。

【タイトル】ヤンデレの女の子に死ぬほど愛されて眠れないCDぎゃーーーっ!
【発売日】2008年6月25日
【税込価格】2,000円
【品番】BNEG-1006
【販売元】株式会社ビートニクス
【キャスト】水橋 かおり(綾小路 咲夜役)/今野 宏美(七宮 伊織役)
      金田 朋子(ナナ役)/あおき さやか(ノノ役)
      広橋 涼(小鳥遊 夢見役)
【イラスト】犬洞あん/水鏡まみず
【シナリオ】assault

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